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甲子園を沸かせた秀岳館・川端健斗が空白の2年を経て社会人野球で再スタート「まだプロは全然あきらめきれていない」 (4ページ目)

  • 内田勝治●文 text by Uchida Katsuharu

 秀岳館時代の同僚であり、よきライバルでもあった田浦の活躍にも刺激を受けている。田浦は昨季、ソフトバンクでキャリアハイとなる45試合に登板し、防御率2.38をマーク。貴重な左のリリーフとして、今季も活躍が期待される。

「高校時代、ふたりで一緒に注目されて、もう一度同じレベルに自分もいきたいという気持ちがよりいっそう強くなりました。まだプロは全然あきらめきれていないので、2年後、絶対に行けるように頑張ります」

 1月26日には24歳になった。だが、その闘志はいささかも衰えることはない。川端健斗は、最短で2025年ドラフトでのプロ入りを目指し、エイジェックでアピールを続けていく。

著者プロフィール

  • 内田勝治

    内田勝治 (うちだ・かつはる)

    1979年9月10日、福岡県生まれ。東筑高校で96年夏の甲子園出場。立教大学では00年秋の東京六大学野球リーグ打撃ランク3位。スポーツニッポン新聞社でプロ野球担当記者(横浜、西武など)や整理記者を務めたのち独立。株式会社ウィンヒットを設立し、執筆業やスポーツウェブサイト運営、スポーツビジネス全般を行なう

KK、イチロー、大谷翔平…甲子園を彩ったスター選手たち

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