ビーチバレー界のホープ「のあめい」が振り返る共栄学園時代「(秋本)美空は別世界の人になっちゃった」
宇都木乃愛(産業能率大)&森愛唯(トヨタ自動車)
ビーチバレー界のホープ「のあめい」インタビュー(後編)
ビーチバレー界のホープ「のあめい」こと、宇都木乃愛(右)と森愛唯(左) photo by Fujimaki Gohこの記事に関連する写真を見る
ビーチバレー界の注目株「のあめい」こと、宇都木乃愛と森愛唯。ともにこの春、高校を卒業したばかりの19歳。新しい生活に慣れないままシーズン入りし、精力的にツアーに参戦し奮闘している。
また、彼女たちはアスリートである前に、大学1年生と新社会人。そんなふたりのこれまでと今、そしてこれからについて話を聞いた――。
――そもそも、ふたりはどういうきっかけでバレーボールを始めたのでしょうか。
森愛唯(以下、森)私の家は、みんなバレーをやっている家系なんです。お祖母ちゃん、お母さん、叔母さん、いとこ......みんなやっていたので、私も小学4年生の時に誘われてバレーを始めました。
宇都木乃愛(以下、宇都木)私は、小学生の時に3歳上の兄が先にバレーボールをやっていて、練習へ一緒についていっていたんです。そんな時、木村沙織さんが活躍しているのをテレビで見て「カッコいい!」と思いました。それで自分もバレーをやりたくなって、兄と一緒のクラブに入りました。
――その後、ふたりは東京の共栄学園中学校、高校で一緒にバレーボールをプレーすることになります。バレーの強豪校ですから、練習は厳しかったと思います。辞めたくなったりしませんでしたか。
宇都木 めっちゃ、ある(笑)。
森 あります、あります。ただ、同期の子たちとは仲がよくて、それが楽しくて、辞めませんでした。部室にいるのがとっても楽しかった、というのもあります。とりわけ、陽気だったのが(宇都木)乃愛。朝練もあったんですが、乃愛は一番遠くから来て眠いはずなのに元気いっぱいで。
宇都木 朝練も放課後も、みんな眠そうで元気がなくって。私がしゃべらないと誰もしゃべらない。だから、私がみんなにちょっかいを出して元気にしていました(笑)。
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