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【サッカー日本代表】セルジオ越後が予想するワールドカップメンバー26名「長友がいなければ、誰もチームを盛り上げられないの?」

  • 渡辺達也●構成 text by Tatsuya Watanabe

セルジオ越後の「新・サッカー一蹴両断」(33)

まもなくメンバーを発表する森保一監督 photo by PA Images/Afloまもなくメンバーを発表する森保一監督 photo by PA Images/Aflo 5月15日、北中米ワールドカップに臨むサッカー日本代表のメンバー26人が、いよいよ発表される。果たして、注目のあの選手は選ばれるのか、サプライズはあるのか。サッカーファンの間では喧々諤々(けんけんがくがく)の議論が交わされているが、おなじみのご意見番、セルジオ越後氏にも、招集メンバー26名を予想してもらった。まずはGKとDFから。

【GKはレベルの高い3人がそろった】

 最初に言っておくけど、メンバー予想といっても、正直、僕の願望もかなり入っている(笑)。そして、問題はケガ人が多いこと。攻撃陣はそんなに悩まなかったけど、ボランチから後ろのポジションに関しては、森保一監督もギリギリまで悩むだろうね。

GK

早川友基(鹿島アントラーズ)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、鈴木彩艶(パルマ)

 3人ともハイボールに強く、シュートへの反応もよく、総合的にレベルが高い。でも、GKはケガなどのアクシデントがない限り、ひとりの選手がスタメン固定になるポジション。その意味では、ふだん欧州でプレーしている鈴木彩が頭ひとつ抜けた存在だ。

 3月のイギリス遠征で、スコットランド、イングランド相手にいずれも1-0で完封勝利を収められたのは、彼の好セーブがあったからこそ。特にイングランド戦は、1本でもシュートを決められていたら、日本の守備組織が崩れていたかもしれない。

 2024年のアジア杯(※日本は準々決勝敗退)では不安定なプレーを見せて、批判も受けた。でも、そこから大きく成長した。所属するパルマはセリエAで中位から下位に位置するクラブ。試合では相手に攻め込まれる時間が長いけど、それは強豪国と戦うときの日本代表と同じだ。ふだんのリーグ戦がワールドカップのいいシミュレーションになる。例えば、ワールドカップ初戦のオランダ戦なら、セリエAでのインテル戦と同じだと考えればいい(笑)。

 控えになる早川、大迫もJリーグですばらしいプレーを見せているので、もし鈴木彩に何かアクシデントが起きても、問題なくゴールマウスを守ってくれるだろう。頼もしい3人だ。

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著者プロフィール

  • セルジオ越後

    セルジオ越後 (せるじお・えちご)

    サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】

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