【フィギュアスケート】中井亜美インタビュー 初めての『ファンタジー・オン・アイス』は学びだらけ「幸せな時間」
『ファンタジー・オン・アイス2026』への想いを語る中井亜美 photo by Sunao Noto(a presto)この記事に関連する写真を見る
ミラノ五輪でメダリストになった中井亜美は、オフシーズンはアイスショー出演やメディア対応などの仕事で忙しく、「本当に休む間もないくらい」と笑顔で語る。
「オリンピックがこんなにも注目度があるのかということと、シーズンを終えてたくさんの方に応援されていたんだなというのをあらためて感じています。自分の演技を見て喜んでくれる人や楽しんでくれる人がたくさんいるというのを知ることができて、本当に頑張ってよかったなと思います」
18歳で初出演となった『ファンタジー・オン・アイス』では、いきなりアーティスト・家入レオとのコラボレーションプログラムにも挑戦する。
「正直びっくりしたし『私で大丈夫なのかな?』とも思ったんですけど、コラボをさせていただくとなったからにはいい演技をしようと今ではすごく思っていて、本当に自分自身でも楽しみだなって思っています。
コラボが決定してから数日後に曲も発表されて、それまでの時間は『どんな曲なんだろう』とすごいワクワクしていたし、家入レオさんの『僕たちの未来』と発表されて、それを最初に聞いた時はすごくいい曲で自分自身も明るくなるし、勇気がもらえそうな曲。それをちゃんと自分で演技に落とし込んで、見てくれる方にいろんな気持ちを伝えられたらいいなと思っています」
ショーの振り付けは昨季のフリーも担当した宮本賢二さんだが、じっくり作り上げることができる競技用のプログラムとは違い、月曜日から練習を始めて土曜日には本番という難しさもある。だが、コラボに関しては羽生結弦が「やったことがないような曲や、これまでやらなかったような動きも入るので刺激になる」と話していたように、中井にとって貴重な経験になるだろう。
「すごく短い期間だけどそのなかでもできることは最大限にやりたいなと思っているし、試合とはまた違った曲調なのでどうやって気持ちを乗せていくかとか、歌詞に合わせて踊るというのも自分には新しいことなので、すごい楽しみながら練習もできています。
リズムの取り方なども今までの試合の曲とは違うのでそこはちょっと難しかったりもするけど、でもそれも新しい挑戦。歌詞があると自分自身も気持ちをこめやすいですし、生演奏で歌っている家入さんの気持ちもすごく伝わるなかで演技できると思うので、それは本当に幸せな時間だと思います」
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著者プロフィール
折山淑美 (おりやま・としみ)
スポーツジャーナリスト。1953年、長野県生まれ。1992年のバルセロナ大会から五輪取材を始め、夏季・冬季ともに多数の大会をリポートしている。フィギュアスケート取材は1994年リレハンメル五輪からスタートし、2010年代はシニアデビュー後の羽生結弦の歩みを丹念に追う。








