ビーチバレー界のホープ「のあめい」が振り返る共栄学園時代「(秋本)美空は別世界の人になっちゃった」 (3ページ目)
――ふたりは高校3年生の時に春高バレーで優勝。ビーチだけでなく、高校インドアの日本一にもなりました。
宇都木 それは本当にうれしかったです。私は小学生の時に、春高に出たくて共栄学園に入ったんです。高1の時に春高に出られて、高3で日本一になれて、うれしさは倍増でした。
森 私はベンチから見ていて、みんなが本当にすごいなと思いました。練習の時もすごかったのですが、春高の舞台に立ってからみんな、別人のようにすごくって。みんなと同期で、一緒にバレーができてよかったと思いました。
宇都木 優勝はしましたが、いい意味で練習をサボったりもしていたんですよ(笑)。オンオフの切り替えを大切にして、練習の時は練習、遊ぶ時は遊ぶ、といったことができていたのがよかったのかなと思います。ただ、(春高で勝てたのは)モチベーションなのかな? 何かわからないけど、なんか春高の時はすごかったよね。
森 そうそう。みんな仲がよかったのもあるけど、個人の力というより、チームで勝った感じだったね。
――ところで、その共栄学園で6年間チームメイトだった秋本美空選手が卒業後にSVリーグのヴィクトリーナ姫路に入団。日本代表にも選ばれて、夏にはドイツのドレスナーSCへ移籍しました。その活躍ぶりをどう見ていますか。
森 ドイツへ行っちゃったし、すごいよね。
宇都木 もう簡単には話かけられない、別世界の人になっちゃった(笑)。中学生の時は私と同じ背の高さだったんですけど、気がついたら高校では一番背が高い選手になっていて。(秋本)美空はエースとして、本当に頼もしかった。
森 乃愛だって、身長は高くないけど、バレーセンスが高くてすごいなって思うよ。
宇都木 愛唯だって、速攻が本当に速い。めっちゃすごいよ。
ビーチ―バレー界での活躍が期待される森愛唯 photo by Fujimaki Gohこの記事に関連する写真を見る
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