【プロレス】鈴木みのるが引退する棚橋弘至へ最後の挑発 「オレとあいつの差を見せつけてやりたい」
【短期連載】証言・棚橋弘至〜鈴木みのるインタビュー(後編)
棚橋弘至と鈴木みのる──プロレススタイルもキャラクターも生き方もまったく対極のふたりだが、だからこそリングでぶつかり合えば想像を超えた面白い闘いになる。来年1月4日の東京ドームで引退する棚橋に、鈴木みのるは最後の対決を訴える。
棚橋弘至の引退前にもう一度試合がしたいと語る鈴木みのる photo by Ichikawa Mitsuharu(Hikaru Studio)この記事に関連する写真を見る
【ウルトラマンと怪獣】
── 最近、棚橋選手と会話をしたりする機会はありましたか?
鈴木 今年9月の『TAKAYAMANIA』の時かな。
── 高山善廣選手を応援するイベントに、棚橋選手が新日本の社長として来場しましたね。
鈴木 『TAKAYAMANIA』の前に、棚橋と直接話したんだよ。高山にはまったく言ってなかったんだけど、あいつと話をしてると、いつも出てくる名前が柴田勝頼、中邑真輔、棚橋弘至だから、やっぱり特別な思いがあるんだなと思って。「あいつら、みんな出世したよね」みたいなところから、「あんなダメだった新日本で、全部オレにおっかぶせやがって」みたいな話で、必ずあの3人の名前が出て、けっこう強い思い入れを感じたんだよね。
── 高山さんにとってはかわいい後輩たち。
鈴木 柴田はいつも高山に会いに来てくれるし、中邑も何かあれば来てくれるし、会ったことがないのはたぶん棚橋だなと思って、「会場に来てくれ」ということよりも、まず高山の思いみたいなことを棚橋に伝えたいと思ったんだよね。
で、「オレのことは嫌いになっても、高山善廣のことは嫌いにならないでよ」とは言ってねーけど(笑)、とにかく高山に会いに来てほしいと。もし『TAKAYAMANIA』に参加できなくても、高山と会うだけでもいいって気持ちもあったので。
── 最終的に後楽園ホールに来てくれましたね。
鈴木 棚橋が「鈴木さん、元気ですね」って言うから、「ああ、元気だよ」って。「おまえとは鍛え方が違うから疲れたことがない」って言ったら笑ってたよ。
── まだそんなことを言い合ってるんですか(笑)。
鈴木 ずっとマウントの取り合いだから(笑)。
── 本当に対照的なふたりで、プロレスのスタイルも違えば、いろんな団体を渡り歩いた男と生涯新日本の男、そしてフリーランスと新日本の代表取締役という、本当に対極ですよね。
鈴木 ウルトラマンと怪獣ぐらいの差があるよな。
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