【プロレス】鈴木みのるが引退する棚橋弘至へ最後の挑発 「オレとあいつの差を見せつけてやりたい」 (3ページ目)
── そこも棚橋選手とは対極ですね。入門直前の大学生まで熱心なプロレスファンでしたから。
鈴木 あのさ、オレ、棚橋ともう1回闘うことになんの問題もないよな? ぶっちゃけ、客が望んでるんじゃないかなっていう気持ちもある。オレたちはライバルでもなかったし、オレは棚橋の強大な壁でもなかったし、同期でもなければ先輩でもなければ後輩でもなくて、なんでもないただの敵なんだけど、ただ、生きてきた道が対極っていうことだけは間違いない。対極で、感覚が違うからこそ闘っていて面白い。
── できることならもう1回、見たいです。
鈴木 オレ、棚橋は引退したら絶対に復帰しないと思う。見てるとそんな雰囲気を感じる。それを考えたら、「もう1回触りたいな」という気持ちは正直ある。試合をしたいなという気持ちはあるけど、決めるのはオレじゃないのでね。べつにどこかの町民会館とかでもいいんだよ。どこでもいいから、引退するまでに試合したいなと思ってる。そして、オレとあいつの差を見せつけてやりたい。まだ間に合うんじゃねーか?
鈴木みのる/1968年6月17日生まれ。神奈川県出身。88年に新日本プロレスでデビュー。新生UWF、プロフェッショナルレスリング藤原組を経て、93年に船木誠勝らとパンクラスを旗揚げ。95年5月、第2代キング・オブ・パンクラス王座に君臨。プロレス復帰後は"世界一性格の悪い男"をキャッチコピーに、独自のストロングスタイルと観客を巻き込む存在感で国内外のリングを席巻。50代後半になった今も衰えぬ闘志と表現力で、プロレス界の"生ける狂気"として名を刻んでいる
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