【女子バレー】佐藤淑乃が目指すは「バックアタックとサーブで世界一」 SVリーグで培ったシーズンMVPの自信
2026年度のバレーボール女子日本代表は4月下旬に始動し、現地6月3日からカナダで開催される「ネーションズリーグ2026」に臨む。
今年は8月の「女子アジア選手権大会」で2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得することが最大のターゲットであり、今回のネーションズリーグはそこに向けたステップのひとつに位置づけられる。
けれども「前哨戦」や「腕試し」といった言葉はふさわしくない。世界の実力国18チームによって争われる、れっきとした大型国際大会。「ネーションズリーグでは世界一を目指してがんばりたい」と言葉に力を込めるのは、アウトサイドヒッターの佐藤淑乃だ。
佐藤淑乃は来季よりイタリア・セリエAでプレーする photo by JVA/AFLOこの記事に関連する写真を見る 筑波大学時代の2022年にシニアの日本代表に選出されるや、同年の世界選手権に出場した。強烈なサーブを印象づけると、そこからはメキメキと頭角を現していく。2025年から始まったフェルハト・アクバシュ監督体制の日本代表では、エースアタッカーに抜擢された。
キャプテンの石川真佑と対角を組み、アタックとサーブでチームを牽引。「ネーションズリーグ2025」と「2025女子世界選手権大会」では、いずれも4位の成績に貢献した。
所属先のNECレッドロケッツ川崎でもエースを担い、2025-26シーズンはチームをレギュラーシーズン優勝に導くと、自身もレギュラーシーズンMVPに輝いた。そうして臨む2026年の代表シーズン。佐藤は自身が置かれている立場の変化をこう語る。
「去年は代表活動が始まった際も、『どういう選手なんだろう?』という見方が多かったと思うんです。ですが、日本代表と大同生命SVリーグでそれぞれ1シーズンを過ごしたことで、試合においても相手からのマークや対応が変わっていると感じます。その自覚を持って、今年は臨まなければいけません」
そう意気込む一方で、バレーボールに対する姿勢はSVリーグのMVPに選出されたとしても変わらない。
「私がMVPをもらえたのも、本当にチームがレギュラーシーズンで優勝してくれたおかげだと思いますし、自分だけの力によるものではないと感じましたから。バレーボールに向き合う姿勢は常に謙虚で、変えることなく、これからも取り組んでいかなければならないなと感じました」
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著者プロフィール
坂口功将 (さかぐち・こうすけ)
1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを
取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日 本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。 2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・ 執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナシ ョナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、 バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説 も務める。














