【WBC 2026】メジャー軍団が揃うアメリカラウンドへ 侍ジャパン最大の武器は「甲子園」という一発勝負経験値 (4ページ目)
さらに初戦から3試合続けて8番に入った源田壮亮(西武)は7打数4安打、3四球、1死球で出塁率.727と好調だ。
ふたりに長打は期待しにくいが、粘り強い打撃で相手の脅威になれる。その意味で、西武の来日2年目右腕トレイ・ウィンゲンターが日本の野球について興味深い話をしていた。
「アメリカの15〜20年前の野球を思い出す」と言うのだ。
「NPBの選手たちは、とにかく"得点すること"のためにプレーしている。すべてのプレーが得点のチャンスにつながるように考えられているんだ。走者を進めるためにバントもするし、盗塁もする。守備もとても重視されている。ビッグゲームで得点するのが難しいと、差が出るのは守備でしっかりプレーできるか、四球を抑えられるか、確実にアウトを取れるか、バントで走者を進められるか、犠牲フライで打点を挙げられるか。そういう部分だ」
【侍ジャパンの"ハイブリッド打線"】
以前、イチロー氏が現在のMLBではデータ野球が重視されすぎていると指摘して話題になったが、ウィンゲンターは投手目線でこう語る。
「アメリカでは、いいか悪いかはわからないけれど、今はホームランや二塁打など高い長打率を重視する傾向が強い。NPBでもホームランを打つ選手はいるし、それが大事なのは確かだけど、チームの得点につながるなら自分を犠牲にしてでも走者を進めようとする。そういうプレーをしてくるから、投手としては本当にやりにくい」
いわゆる、スモールベースボールだ。侍ジャパンはメジャーリーガーの大谷と鈴木と吉田、これからMLBで戦う岡本と村上のパワー、そしてNPB組の粘り強さというハイブリッド打線をいかに機能させられるか。
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