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ヤクルトに西川遥輝の加入でスタメン争いが激化! 外野ポジション「残り1枠」を手にするのは? (6ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya

 このほかにも、宮本丈、太田賢吾、増田珠、赤羽由紘、内山壮真といった野手たちが、出場機会を求め外野練習に余念がない。

 キャンプ打ち上げの日、髙津監督にあらためて外野陣の競争について質問した。

「簡単そうで、非常に難しい判断をこれから求められていくでしょうね。チームが勝つために、点を取るために、点を与えないために......この選手を使いたい、ここで使おうという判断を誤らないようにしないと、大ケガにつながる。本当に開幕まで、いろいろな選手を試しながらと考えています」

 誰が開幕一軍を果たし、誰が開幕スタメンをつかむのか。レベルの高い競争はチームの底上げにもつながっていくはずだ。

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著者プロフィール

  • 島村誠也

    島村誠也 (しまむら・せいや)

    1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。

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