【夏の甲子園2025】沖縄尚学・歴代ベストナイン 選抜優勝投手を筆頭にピッチャー陣は豪華布陣 (2ページ目)
さらに、現西武の與座海人、現阪神の岡留英貴らNPB組や現中大の東恩納蒼らに加え、現チームの2年生エース・末吉良丞も錚々たるOBたちとの争いに加わる将来性があり、層は厚い。
2023年春夏連続して甲子園で本塁打を放った仲田侑仁 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る
【4番は未完の長距離砲】
キャッチャーは2年時から1学年上の東浜とバッテリーを組み、亜細亜大からDeNAを経て現ソフトバンクの嶺井博希で決まり。
ファーストは2023年春夏連続出場時の主砲で、現広島の仲田侑仁がいる。春は初戦の大垣日大戦で満塁本塁打、ベスト8入りした夏も準々決勝・慶應義塾戦で本塁打を放った。
そしてサードには、今季途中に巨人移籍のリチャード(砂川リチャード)。岡留と同期の高校時代は、通算25本塁打を記録も甲子園出場には届かず。育成ドラフトで入団したソフトバンクでは、2020年から昨年までファームで5年連続本塁打王。誰もが認めるパワーを秘めながら一軍定着できなかったが、新天地の巨人では期待に応えたいところ。このチームでは、不動の4番を任せたい。
ショートのポジションは人材が豊富で内野手の人選が悩ましく、1999年春優勝時に主将を務めて4番を打った比嘉寿光(早稲田大〜広島)をショートに置き、2008年春優勝の主将・西銘生悟(中央大〜Honda)をセカンドに回す布陣が一応の第一案。
また東芝を経て近鉄のバイプレーヤーで活躍し、伝説の「10・19」にも出場した真喜志康永、2013年春夏連続出場の主将・諸見里匠(国学院大〜日本通運)らが強力なバックアップメンバーとして控える。
外野手は、1999年センバツ優勝の5番打者で、春夏甲子園で本塁打を放った浜田政(立教大)、2008年センバツ優勝のリードオフマンを務め決勝・聖望学園戦でランニング本塁打の伊古聖(関東学院大)、2023年春夏連続出場の三番打者でU−18ワールドカップ優勝にも貢献した知花慎之助(現・駒大)の布陣。控えには、沖縄電力からオイシックス新潟に移り、昨季イースタン・リーグで首位打者を獲得した知念大成がいる。
スピード感溢れる選手と、パワー自慢の選手がマッチした打線はなかなかよさそう。中でも4番を務めるリチャードの「大化け」に期待したい。
著者プロフィール
戸田道男 (とだ・みちお)
1961年岩手県一関市生まれ。明治大学卒業後、東京スポーツ新聞社で4年間野球担当記者を務めたのち、ベースボール・マガジン社入社。週刊ベースボール、ベースボール・クリニックほか野球関係の雑誌、ムックの編集に携わる。2011年に同社を退職し、同年から2021年まで廣済堂出版発行の「ホームラン」編集を担当。現在はフリーランスの立場で野球関連の編集者&ライターとして活動中。
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