【木村和久連載】昔との違いに驚きの連続。アマチュアゴルファーの「最新スタイル」
木村和久の「新・お気楽ゴルフ」
連載◆第18回
最近、知らない方との組み合わせでラウンドすることが増え、新鮮な気分を味わっています。
今までは、友だちや仕事先の関係者など顔見知りとラウンドすることが多く、新しい人と出会って一緒にラウンドする機会と言えば、コンペでした。しかし、コロナ禍ではそういったコンペがほとんどなくなってしまい、ラウンドするメンバーはほぼ固まっていました。
そこで、視察プレーや『1人予約ランド』などを活用し、新たな出会いを模索することにしました。実際にやってみると、さまざまな発見や驚きがありました。
その一部をここで紹介していきましょう。まずはこれです。
(1)身だしなみのよさ
お互いに知らない人とラウンドする時、いきなり身の上話はしませんよね。最初は相手の服装や使用クラブなどをチラリと見て、どれぐらいのキャリアか、腕前はどの程度か、様子をうかがいます。それから、コースやギアの話、スター選手のネタあたりから、会話を始める感じでしょうか。
そこでは、相手に不快な印象を与えず、かつ自分は時代遅れのゴルファーじゃないと、服装やギアなどでそこはかとなくアピールしないといけません。
じゃあ、具体的にはどんな格好が好まれるのか?
今年の夏の流行アイテムで言うと、ハーフパンツ。ショートパンツの類いですかね。一緒にラウンドしたみなさんは、とてもオシャレに着こなしていました。
我々の時代は「短パン」と呼んでいました。当時はカーキ色が多く、サイドポケットがついていて、ドリフターズのコントに出てくるジャングル探検隊みたいな恰好でした。
それが今や、長いパンツをスパッと切ったようなデザインで、すごくカッコいいのです。特に今年は、プロの試合でも一部でハーフパンツを穿いてプレーすることが認められ、実際にその姿がテレビで映っていても、何の違和感もなく見ていられました。むしろ、スタイリッシュだなと思いましたね。
そのハーフパンツですが、何がどうカッコいいのかというと、ウエスト幅に比例して裾の幅が広がるデザインになっています。だから、ウエストの細い人はパンツの裾も細く、とてもすっきり見えるのです。
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