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【プロ野球】西武・仁志敏久コーチが語る"令和の打撃指導論" 「打てるようにしてやるなんておこがましい」 (4ページ目)

  • 中島大輔●文 text by Nakajima Daisuke

 メジャーリーグでも投手の進化は著しく、3割打者は両リーグ合わせて8人しかいない。それでも、ホームランを量産する打者は多くいる。三振を恐れず一発を狙うというスタイルに加え、投手の攻め方も影響していると仁志コーチは見ている。

「向こうはまずインコースを見せて、次にアウトコース見せてと、散らすようなことはあまりないので。速いボールなら速いボールを中心にちょっと曲げるとか、そういう攻め方だと思います。それに向こうのバッターは、もともと持っているパワーがあるので。それで反応がいいのと、反応してから打ち出すまでの時間が速い。パワーがあるのと、押す力が強い分、バットをパッと出したところでパワーがすぐに発揮できるのはあると思います」

 いずれにせよ、日米の打者にとって難しい時代が到来した。そんな現代野球で、バッターはどのように対応していけばいいのだろうか──。

つづく>>

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