ヤクルト5年目・「適当な人間」赤羽由紘が主力の穴を埋める活躍 ユーティリティが挑む一流への道 (4ページ目)
そんな赤羽に自身の性格について聞くと、「自分は適当な人間なんで」と笑った。
「最近は周りから『何も考えてないな』と言われて、たぶんそんな感じだと思います。前は宮出コーチや城石(憲之)コーチから、『覚えるのも早いけど、忘れるのも早いな(笑)』と言われましたけど、最近は考えている時は考えているのかなと。これからは覚えるのは早く、忘れるまでの時間は長くする。ん? 忘れなくすることが一番ですね(笑)」
4月15日の阪神戦、赤羽は開幕から続いていた先発メンバーから外れることになったが、シーズンは始まったばかり。
「自分は育成から運よく支配下に上がることができましたが、こういうところでチャンスをつかまないと、レギュラーとして試合に出続けることは難しいので、そこへの覚悟はすごく持っています」
大きく羽ばたく時間は十分にある。
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著者プロフィール
島村誠也 (しまむら・せいや)
1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。
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