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西武ライオンズのパフォーマンスチーム「bluelegends」オーディションの舞台裏 170名参加の「女性たちの熱き戦い」その運命は? (4ページ目)

  • 和田悟志●取材・文 text by Wada Satoshi
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi/神谷年寿●動画 movie by Kamiya Toshihisa

【一人ひとりが得意技を披露】

 二次審査は、Yukiさんから説明があったあとにスタートした。

 まずは課題ダンスから。(G)I-DLEの曲『Queencard』に合わせたダンスの動画が事前に送られており、受験者はその振り付けを覚え、みんなの前で披露する。

「ある程度は仕上げてくると思うので、ダンスだけを見ちゃうと悩んじゃう」とYukiさんが言うように、難しい振り付けを自分のものに仕上げてきていた。それだけに、審査員の眼差しも真剣そのものだった。

 続いて、フリースタイルダンス。規定の曲(Zedd『I Want You To Know』)で自由にパフォーマンスを行なった。フラッグやポンポンなどの手具を用いて、それぞれが得意なジャンルのダンスを披露した。

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 課題ダンスもフリースタイルダンスも、それぞれの持ちタイムは約1分。数人ずつがパフォーマンスを行なっていく。

「見たことのない手具もあったので、楽しくて、自分の順番が来るのが早かったです」

「オーディションに来ている人たちもわかせられるようなベストなパフォーマンスを見せられるように全力で踊りました」

「みんながけっこう盛り上げてくれて、温かい雰囲気のなかでできてよかったです」

 もちろん全員が全員、持ち味を発揮できたわけではなかったと思うが、それぞれが後悔のないように全力を尽くそうと努めていた。

 最後に見事なアクロバットを見せていた女性は「小さい時からアクロバットやダンスなどいろいろやってきたので、球団に入れたらいいなと思ってやってみました」と自己アピールに手ごたえを得た様子だった。

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