検索

【プロ野球】セ・リーグ後半戦、宮本慎也が語ったカギを握る選手たち 各チームの現状と展望は?

元ヤクルトスワローズの主将として活躍し、現在は野球解説者の宮本慎也さん。スポルティーバのYouTubeチャンネルにて、お笑い芸人の岡田圭右さんとともに、交流戦を振り返りつつ、セ・リーグ後半戦の行方を語り合った。

【「貯金15」が優勝の目安】

岡田圭右(以下、岡田)交流戦が終わり、セ・リーグは上位3チームと下位3チームに分かれてきた印象があります。後半戦の優勝争い、どう見ていますか。

宮本慎也(以下、宮本)正直なところ、どこも飛び抜けて強いとは言えないんです。貯金が15ぐらいが優勝の目安になるんじゃないかと思っています。

 阪神が交流戦のダメージを受けずに抜け出した場合は、貯金が一気に20を超えると思います。逆に貯金10〜15のラインで優勝争いが三つ巴になった時は、巨人とヤクルトにも十分チャンスがあります。

岡田 阪神が抜け出すためのポイントはどこになりますか。

宮本 まず近本光司選手の調子がどれくらい戻ってくるか。そして立石正広選手がいつ復調して戻ってこられるか。彼が普通に打てれば、相当強力な打線になります。

 交流戦では序盤にインコースを徹底的に攻められましたが、それはいいバッターの誰もが経験する「通り道」のようなもので、私はそれほど心配していません。昨年もロッテの西川史礁選手が同じようにやられていて、そこを乗り越えて安定してきた。今回も同じ流れだと思っています。

 ブルペンも重要です。岩崎優投手も実績を積み重ねてきていますし、及川雅貴投手や桐敷拓馬投手がもう一段状態が上がってくれれば問題ない。工藤泰成投手ら若手が入ってくれば、さらに盤石になります。

【巨人のキープレーヤーは小笠原と外国人選手たち】

岡田 巨人はどう見ていますか。

宮本 今は非常にいい雰囲気で戦えていると思います。キーになるのはトレイ・キャベッジ選手とボビー・ダルベック選手、両外国人がどれだけ安定して打てるかです。このふたりの状態が巨人の浮沈を大きく左右します。

 もうひとつ、雰囲気が変わるとすれば小笠原慎之介投手の復帰ですね。田中将大投手や則本昂大投手はある程度年齢を重ねていますから、ローテーションに空きが生じる場面も出てくる。そこに小笠原投手が入ることができれば、先発陣はかなり厚みを増します。

 アメリカの3Aでは登板していたと聞いていますが、実際には見てみないと分からない部分もあります。それでも、もし戦力として計算できるようなら、巨人にとっては大きいと思います。

【ヤクルトへのエール】

岡田 宮本さんが現役時代に所属されたヤクルトスワローズはいかがでしょうか。

宮本 交流戦からセ・リーグに戻れば、戦えると思っています。ただ、抜け出す力があるかというと、正直なところ厳しい。今のチームで最も気になるのは、内山壮真選手と長岡秀樹選手の二遊間です。試合を見ていると、どこかうまくやろうとしているように映るんです。まだ20代中盤の選手たちですから、もっと泥臭くやっていいと思います。必死にボールに食らいつくような、そういうプレーが出てきてこそ、初めて二遊間としてチームの中心になれる。彼らの奮起を、めちゃくちゃ期待しています。

 池山隆寛監督は2軍で6年間やってきた方ですから、選手に対する信頼も厚いし、どの選手をどう使うべきかも分かっている。コーチ陣も一緒に上がってきていますから、遠慮なく意見を言い合える環境があると思います。その環境をうまく活かして、なんとかAクラスに滑り込んでほしいですね。

1 / 2

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

キーワード

このページのトップに戻る