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【夏の甲子園2026】「優勝は横浜じゃない」 波乱必至の組み合わせで識者5人が選んだ優勝校はここだ!

 8月5日に開幕する第108回全国高等学校野球選手権大会。今年も全国49代表が甲子園に集結し、日本一を懸けた熱戦が始まる。だが、今大会は優勝候補同士の横浜と沖縄尚学が1回戦で激突するなど、例年以上に先の読めない組み合わせとなった。はたして、深紅の大優勝旗を手にするのはどの高校なのか。高校野球を知り尽くした5人の識者に、優勝校を大胆予想してもらった。

夏の甲子園連覇を狙う昨年優勝の沖縄尚学 photo by Yoshihiro Koike夏の甲子園連覇を狙う昨年優勝の沖縄尚学 photo by Yoshihiro Koikeこの記事に関連する写真を見る戸田道男氏(編集者&ライター)

優勝予想:関東一

 横浜(神奈川)対沖縄尚学が初戦で当たる超ビッグカードの実現には度肝を抜かれた。前年の春の選抜優勝校と夏の選手権優勝校の初戦激突は、昨年の健大高崎(群馬)と京都国際に続いて2年連続というのがびっくり。ここ2年続けて夏の甲子園はまことにもったいないくじ運に恵まれているというか、見舞われているというか......。

 恒例の優勝校予想を......という編集部からの依頼ではあるが、こういう場合、このビッグカードの両者をまず候補から外してしまうのが無難。勝ったほうが当然、力強くその先の道を突き進むとしても、予想はこの両雄以外の有力チームに託したい。

 というわけで、横浜、沖縄尚学を外して......となると、オーソドックスなところに落ち着いたようにも思えるが、関東一を推したい。

 関東一(東東京)は一昨年準優勝、昨年ベスト8に続いて3年連続で夏の甲子園にやってきた。東東京から3年連続出場は荒木大輔のいた早稲田実以来のことだというが、今夏の東東京での関東一の勝ちっぷりは頭一つも二つも抜けていた。エース左腕・石井翔、2年生右腕・高橋友翔の二枚看板を中心に投手陣は盤石。田沢心、井口瑛太らが軸の打線も硬軟取り混ぜた自在の攻めを見せてスキがない。

 問題は、関東一の組み合わせ抽選結果も、かなりのイバラの道になったこと。初戦の相手は選抜8強入りし、優勝校・大阪桐蔭に惜敗した難敵の英明(香川)。なんとか倒したとしても、同じブロックにはドラフト候補の二刀流・平田玲翔(れいと)を擁する大分商や、投打にタレントぞろいの花巻東(岩手)などが入った。その先には、当然、横浜と沖縄尚学の勝者や神村学園(鹿児島)、智辯和歌山あたりも待ち構える。しかし、1回戦から決勝まで6試合すべて厳しい戦いになったとしても、ここ2年の甲子園で積み重ねた経験値が最大の武器になると予想したい。

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