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西武ライオンズのパフォーマンスチーム「bluelegends」オーディションの舞台裏 170名参加の「女性たちの熱き戦い」その運命は? (2ページ目)

  • 和田悟志●取材・文 text by Wada Satoshi
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi/神谷年寿●動画 movie by Kamiya Toshihisa

【技術よりも重視されること】

「ダンススキルが大事ですが、どれだけ審査員にアピールしてくれるか。人前に立った時にお客さんに伝えられるか、実践を考えて、ステージに立った時をイメージできるかを見たいです。とくにアピール力は重視していますね」

 こう話すのは、審査員を務めるbluelegendsディレクターのYukiさん。

 Yukiさん自身、2011シーズンに創設されたbluelegendsの1期メンバーだった。2015シーズンに卒業したあとはディレクターのアシスタントを経て、現在は振り付けや、ライオンズ公式のダンススクール「ライオンズ ダンスアカデミー」などにも携わっている。

「受験する方は、ひとり当たり数分間しか時間が与えられないので、見逃しちゃいけない。全員をちゃんと見てあげなきゃいけないっていう緊張感がありますね。審査員を務めるようになって最初の頃は受験者以上に緊張していたんですけど、今はワクワクが勝っています」

 審査する側も責任重大だ。とはいえ、一次審査のダンス動画を見て、Yukiさんは受験者のパフォーマンスを直接見られるのを心待ちにしていたという。

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