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【高校野球】「選抜はごまかしの優勝でした」春の王者・大阪桐蔭の夏はなぜわずか3試合で終わったのか 西谷監督が見つめていた現実 (5ページ目)

  • 谷上史朗●文 text by Shiro Tanigami

 3回戦・北野戦を翌日に控えた7月17日、4回戦以降の組み合わせが決まった。Aブロックには履正社、関大北陽、近大付、金光大阪、大阪学院大などが集まった。一方、大阪桐蔭は東海大大阪仰星や大体大浪商らがいるBブロックに入った。「いい場所に入った」というのが率直な印象だった。

 そして今後の勝ち上がり方と投手起用を思い描くと、吉岡の夏の初先発は7月19日の4回戦、大阪立命館戦になる可能性が高いと読み、午前10時開始の第1試合に合わせて、くら寿司スタジアム堺へ向かった。

 夏の命運を握る男が、満を持して初先発のマウンドへ上がった。

(文中敬称略)

つづく>>

著者プロフィール

  • 谷上史朗

    谷上史朗 (たにがみ・しろう)

    1969年生まれ、大阪府出身。高校時代を長崎で過ごした元球児。イベント会社勤務を経て30歳でライターに。『野球太郎』『ホームラン』(以上、廣済堂出版)などに寄稿。著書に『マー君と7つの白球物語』(ぱる出版)、『一徹 智辯和歌山 高嶋仁甲子園最多勝監督の葛藤と決断』(インプレス)。共著に『異能の球人』(日刊スポーツ出版社)ほか多数。

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