【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結 (10ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨年夏も4番として甲子園4強に貢献した神村学園・正林輝大 photo by Ohtomo Yoshiyuki昨年夏も4番として甲子園4強に貢献した神村学園・正林輝大 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る正林輝大(神村学園3年/178センチ・84キロ/右投左打)

九州を代表する左の強打者。今春のセンバツでは低反発バットで甲子園のライトスタンドに放り込み、強烈な存在感を示した。大会後に招集されたU−18代表候補強化合宿での紅白戦でも木製バットで本塁打を放ち、周囲の選手から羨望の眼差しを受けていた。バットの弾きがよく、打球の初速が際立つ。外野守備は強肩がアピール材料。昨夏の甲子園では主軸としてベスト4進出に貢献しており、今夏はさらなる進化を見せつけられるか。

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著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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