【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

中村奈一輝(宮崎商3年/183センチ・70キロ/右投右打)

将来性豊かな遊撃手。細身ながら運動能力が高く、50メートル走6秒0の俊足、遠投115メートルの強肩がひときわ目を引く。打撃は高校通算15本塁打と驚く数字ではないが、バットをしなやかに扱いインパクトに強さを出そうとする意図が伝わる。今夏の宮崎大会は腰痛を抱えながらも「1番・遊撃」として出場し、試合終盤になるとリリーフのマウンドへ。投手としても最速146キロを計測し、甲子園出場に貢献している。

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