【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結 (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

今春の練習試合で3打席連続本塁打を放った智辯和歌山・花田悠月 photo by Sankei Visual今春の練習試合で3打席連続本塁打を放った智辯和歌山・花田悠月 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る花田悠月(智辯和歌山3年/178センチ・84キロ/右投右打)

木製バットで存在感を示す近畿の雄。トップがピタッと決まり、自分の間合いでボールを呼び込み弾き返すスイングができる。今春には練習試合で3打席連続本塁打(木製バット使用時は1本)の離れ業で話題をさらった。今夏の和歌山大会は7打点と4番打者の仕事を果たしたものの、決勝戦は5打数0安打と沈黙。甲子園ではその一打にチームの浮沈がかかっている。インパクトでもう一段上の爆発力が出てくれば、上のステージでも戦える強打者になりそうだ。

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