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【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結 (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

この春のセンバツでも活躍した俊足好打の大阪桐蔭・境亮陽 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの春のセンバツでも活躍した俊足好打の大阪桐蔭・境亮陽 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る境亮陽(大阪桐蔭3年/180センチ・75キロ/右投左打)

タレント揃いの名門でもっともプロに近い位置にいるアスリート型外野手。右翼から放たれるスローイングは、低い軌道でぐんぐん伸びていく爽快な球筋。シートノックから目に焼きつけたい超高校級のパフォーマンスだ。柔らかいスイングが印象的な打撃とスピード感に溢れる走塁も兼ね備えており、今春のセンバツではランニング本塁打を記録した。投手としても最速146キロを計測する豊かなエンジンがあり、ツボにはまればサク越えも可能。走攻守どの場面でも輝ける、目が離せない存在だ。

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