実業団駅伝の監督が語る仕事と競技の両立。
ユーチューバーになったわけ (6ページ目)
会沢監督の表情には、"ぎりぎり"という言葉とは裏腹に予選への自信が垣間見えた。このチームには不思議な魅力がある。明るい会沢監督の影響なのだろう。その明るい集団をどんなチームにしたいと思っているのだろうか。
「みんなが同じベクトルを向いて、勝って一緒に泣けるチームにしたいですね。そして、お互いにリスペクトしあえるチーム。たとえば、陣之助が日本選手権の5000mが目標だとします。うちは駅伝のチームだけど、それをみんなが認めて送り出してくれる。頑張っているプラス面を認め合えるようなチームにしていきたいですね」
歴史をつくり始めたチームの勢いは、簡単には止められない。
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