【女子プロレス】上福ゆきは王者・荒井優希との対戦で「美しさの境地」を見せる アジアの頂点を経て、東京女子のシングル王座奪還へ (4ページ目)
――現王者の荒井選手には、どんな印象を持っていますか?
上福 アイドルを卒業してプロレス1本で生きる覚悟を決めてから、顔つきも身体も劇的に進化したと思います。ターニングポイントを乗り越えた強さがあるんじゃないですか。
――調印式では、上福選手から「顔を蹴ったら許さない」という発言もありました。
上福 それは盛り上げるためのリップサービスですよ(笑)。今の私がこの大舞台に立つことで、団体が活性化するなら見せるべき責任があるし、何より、ファンから「シングルのベルトに挑戦してほしい」という声もあった。
ぶっちゃけ、「うるせえな!」とも思ったんですけど、私のレスラー人生はそのうるさいオタクらに助けられてきた。だから、「たまには言うことを聞いて、期待に応えて頑張ってみるか」という気持ちでリングに向かいます。
――最後に、意気込みをお願いします。
上福 荒井も私も長い脚を活かしたファイトスタイルですが、リングで「世界で一番美しいのは私だ」という姿をお見せします。好みを超えた、圧倒的に洗練された「美しさ」の境地をお約束します。
私の技のバリエーションは多くありません。でも、ブレーンバスターやビッグブーツのひとつひとつは、技術論の上手い・下手ではなく、大切に育ててきた「私にしか表現できない、世界にひとつだけの芸術作品」なんです。
相手の顔面を捉える瞬間の美しさなら、誰にも負けません。勝敗は神のみぞ知るものですけど、最初から最後まで、誰よりも美しい上福ゆきの作品を目に焼きつけてください。
【プロフィール】
上福ゆき(かみふく・ゆき)
神奈川県藤沢市出身。173cmの長身と抜群のプロポーションを武器に、レースクイーンやグラビアアイドルとして活躍後、2017年8月に東京女子プロレスでデビュー。型破りなキャラクターと、長い脚から繰り出される強烈なビッグブーツやドロップキックを武器に頭角を現す。2020年にはインターナショナル・プリンセス王座を戴冠。近年はアジア諸国への遠征を敢行し、SPW認定クイーン・オブ・アジア王座、VPW認定女子王座を獲得して「アジア二冠王」に輝く。2025年には上原わかなとのコンビでプリンセスタッグ王座を奪取、さらに同年の「Max Heartトーナメント」を現役王者のまま制覇するという史上初の快挙を成し遂げた。東京女子プロレスが誇る、唯一無二の"美しき実力者"である。
【インフォメーション】
6月7日(日)、後楽園ホールで東京女子プロレス「STAND ALONE '26」が開催。メインイベントで、プリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希に、上福ゆきが挑戦します。
【写真】東京女子プロレス 上福ゆきフォトギャラリー
4 / 4












