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【女子プロレス】上福ゆきが振り返る壮絶なアメリカ生活と、"巣鴨のレディー・ガガ"から東京女子のリングに上がるまで (4ページ目)

  • 大楽聡詞●取材・文 text by Satoshi Dairaku

――2021年6月に芸能事務所をやめてフリーランスになった理由は?

上福 所属の有無が活動に関係ないと思ったからです。ひとつ目の事務所も本音をぶつけて円満退所しましたが、ふたつ目の事務所はコロナ禍で「自分の力を試したい」とやめました。

 当然心配されたので、口先だけでなく実績を作ってから辞めようと。書店で見たバイク雑誌を見て「私のほうが格好よく乗れる」と直感し、アポなしで出版社に直談判したんです。「アメリカのギャングみたいに、最高にクレイジーで格好いいスタイルでバイクに乗れます!」と。そのアピールのおかげで、一発目で表紙に起用されました。

 その一度で終わらせないため、中型・大型免許を取得してバイクも購入して「本当にバイク乗りになった」と追い込みをかけ、再度表紙を獲得しました。東京女子の両国国技館大会(2022年3月)でも、バイク雑誌の協力でバイクに乗って入場シーンを撮影することもできたんです。その実績を引っ提げて「自分で仕事を取れるので」と伝え、やはり円満退所しました(笑)。

(後編:王者・荒井優希との対戦で「美しさの境地」を見せる アジアの頂点を経て、東京女子のシングル王座奪還へ>>)

【プロフィール】

上福ゆき(かみふく・ゆき)

神奈川県藤沢市出身。173cmの長身と抜群のプロポーションを武器に、レースクイーンやグラビアアイドルとして活躍後、2017年8月に東京女子プロレスでデビュー。型破りなキャラクターと、長い脚から繰り出される強烈なビッグブーツやドロップキックを武器に頭角を現す。2020年にはインターナショナル・プリンセス王座を戴冠。近年はアジア諸国への遠征を敢行し、SPW認定クイーン・オブ・アジア王座、VPW認定女子王座を獲得して「アジア二冠王」に輝く。2025年には上原わかなとのコンビでプリンセスタッグ王座を奪取、さらに同年の「Max Heartトーナメント」を現役王者のまま制覇するという史上初の快挙を成し遂げた。東京女子プロレスが誇る、唯一無二の"美しき実力者"である。

【インフォメーション】

6月7日(日)、後楽園ホールで東京女子プロレス「STAND ALONE '26」が開催。メインイベントで、プリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希に、上福ゆきが挑戦します。

詳細は東京女子プロレス公式サイトで!>>

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