「五郎丸より大物」が続々と参戦!
今季トップリーグで必見の新戦力 (3ページ目)
「(キックの)当たりはいい」という五郎丸は、8月最初の練習試合でも新ルーティンでキック6本をすべて成功。「(ワールドカップが開かれる)2019年までどう盛り上げていくか。TLも大事な要素なので、その盛り上がりにひと役買えれば」と語り、そのプレーでラグビーの魅力をアピールすると意気込む。
一方で、その五郎丸が「トゥーロンで感銘を受けた選手」として名指しした選手も、「優勝請負人」としてサントリーにやってきた。オーストラリア代表の「ギッツ」こと万能BK(バックス)マット・ギタウだ。
178cm・95kgと体格は決して大きくないが、視野が広くスキルも高い。オーストラリア代表で103キャップも積み上げた名選手だ。トゥーロンでも数々のタイトルを獲得し、今季から満を持してTLに挑む。
サントリーを昨季優勝に導いた沢木敬介監督は、ギタウのことを「動きながらもコミュニケーションが取れて運動量も豊富。自分たちのラグビーに合っている選手」と評する。インサイドCTB(センター)を任される一方、SH(スクラムハーフ)流大(ながれ・ゆたか)やSO(スタンドオフ)小野晃征とともにゲームをコントロールする役目も担うだろう。
3 / 6