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「五郎丸より大物」が続々と参戦!
今季トップリーグで必見の新戦力 (6ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 パナソニックのロビー・ディーンズ監督に話を聞くと、「必ずメンバーのセレクションに関わってくる」と、松田の能力を高く評価している。大学生トップリーガーとして昨季活躍したSO山沢拓也や、帝京大の先輩でTL2年目のCTB/FB森谷圭介らとともに、ルーキーながらSOやインサイドCTBでゲームメイクを担うことになるだろう。

 パナソニックの司令塔には、TLのMVPに2度輝いた元オーストラリア代表のベリック・バーンズが君臨している。だが、松田はパナソニック入りを決めた理由を「自分が一番成長できるチームと思った」と言うように、ポジション争いをむしろ歓迎しているようだ。「バーンズは偉大な選手ですし、僕らがSOに入るときと彼が入るときではチームに対する影響が違いますが、自分もそうなれるように毎日積み重ねたい」と語る。

 2019年ワールドカップまで、あと2年あまり。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは今秋以降に「メンバーを固定していく」と明言しており、日本人選手にはTLでも高い精度のプレーが求められている。一方で、来日したトップレベルの外国人選手のプレーも必見だ。今季も日本最高峰リーグを心から楽しんでほしい。

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