【ラグビー】アメフトとの二刀流に挑戦。
山田章仁が目指す「ダブル日本代表入り」 (3ページ目)
感心したのは、試合後、バックスタンドにあいさつに行った際、ただひとり残って、いつまでもファンにサインをしていたこと。
「秩父宮の試合も少ないし、見にきてくれる人を大事にしたいからです」
これぞプロか。従来の日本人ラガーのスケールを超える27歳。社会的な制約や常識にとらわれない。ある意味、とても独創的な生き方である。
そういえば、今季パナソニック入りしたニュージーランド代表のスター選手、ソニービル・ウィリアムズはプロボクシングとの二刀流である。山田と同じ年齢。試合前に「2トライならディナーご馳走」の約束をしていたそうで、「まずは彼のパスの前にディナーを期待している」と笑わせた。
夢が、ラグビーとアメフトの「ダブル日本一」と「ダブル日本代表入り」である。なんと気持ちのいいチャレンジだろうか。
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