水谷隼が鷲見玲奈に語った金メダルの可能性。伊藤美誠とのペアで「30%くらい」 (4ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

鷲見 ちょっと気が早いんですけど、オリンピック以降、卓球以外でやりたいことなどは?

水谷 それが、全然ないんですよ。サッカーや野球も好きなので、やってみたい気持ちはあるんですけど、飽き性なので。「これを続けてやりたい!」ということはないですね。

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鷲見 卓球をこれだけ長く続けている人が飽き性というのも、不思議な感じがします(笑)。解説者などはどうですか? 今年の全日本選手権の決勝戦も解説されていたと思いますが。

水谷 オファーをいただけたら、やってみたいなという気持ちはあります。「僕でよければ」という感じです。

鷲見 引っ張りだこになると思いますよ(笑)。最後にあらためて、東京五輪に向けた意気込みをお願いします。

水谷 自分の集大成として、競技人生27年間のすべてをパフォーマンスで表現したいと思っています。見ている人が「自分じゃ絶対マネできないな」と思うぐらい、人間離れしたプレーをすることが目標なので、ぜひ見ていてください。

鷲見 ちなみに、今大会も下着はつけないんですか?(笑)。

水谷 当然です。聞くまでもありません(笑)。

鷲見 急に変えたらコンディションが狂っちゃいますもんね(笑)。今回はありがとうございました。活躍を楽しみにしています!

Profile
水谷隼(みずたに・じゅん)
1989年6月9日生まれ、静岡県出身。
両親の影響で5歳から卓球を始め、中学3年からドイツ・ブンデスリーガに卓球留学。
2006年に17歳7カ月で全日本選手権シングルスを優勝し、
2018年には10回目の優勝を果たす。
オリンピックには、2008年の北京五輪から3大会連続で出場。
2016年リオ五輪ではシングルスで日本人初のメダル(銅メダル)を獲得した。
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鷲見玲奈(すみ・れいな)
1990年5月12日生まれ、岐阜県出身。
趣味:サッカー、動物と触れ合うこと、愛鳥を愛でる
特技:詩吟
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