水谷隼が鷲見玲奈に語った金メダルの可能性。伊藤美誠とのペアで「30%くらい」
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鷲見玲奈連載:『Talk Garden』 第10回
ゲスト:水谷隼(プロ卓球選手)
鷲見玲奈さんの連載企画の第10回。ゲストは、前回に引き続き、卓球日本代表の水谷隼選手。伊藤美誠選手と組むミックスダブルス、開催が迫ってきた東京五輪への思い、さらに選手としての"その後"について聞いた。
東京五輪について水谷準選手に話を聞いた鷲見玲奈さんこの記事に関連する写真を見る
鷲見 水谷選手はミックスダブルスとしても東京五輪に出場する予定です。2019年7月開催の韓国オープンから伊藤選手とペアを組み、約2年が経ちました。あらためて、伊藤選手の印象を教えてください。
水谷 ペアを組んだ当初は、美誠のプレーの多彩さに自分が戸惑ってしまって。サービスでもレシーブでも、見たことがない新しい技だったりコース取りをしますし、返球されるボールもすごいクセがあったり、なかなか対応できませんでしたね。それでも、試合の回数を重ねるごとにペアリングもよくなっていって、練習でもコンビネーションが非常によくなっているのを感じます。
鷲見 伊藤選手とは同じクラブ(豊田町卓球スポーツ少年団)出身で、気心が知れた間柄ですよね。小さい頃から「隼」と呼び捨てにされるくらいに(笑)。
水谷 今でも呼び捨てです(笑)。
鷲見 そんな伊藤選手とペアを組んで戦っているわけですが、印象は昔と変わっていますか?
水谷 幼稚園くらいの時の思い出が強く残っているので、昔の感覚のまま接しちゃう部分があるかもしれません。
鷲見 可愛い妹、みたいな感じですか?
水谷 本当にそんな感じです。でも、卓球台の前に立った瞬間に、日本を代表するトップアスリートの顔になる。僕も尊敬の眼差しで見ています。
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