竹俣紅アナが「新たな武器」を手に入れて、秋のGIシリーズの本命予想に手応えあり!? (3ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 とはいえ、今年勝ったママコチャと、ハナ差2着のマッドクールは、本命にはしませんでしたが、候補の馬ではありました。中山の馬場改修後のスプリンターズS(過去8年)を振り返ると、勝ち馬はすべて重賞勝ちの実績があったので、最終的にこの2頭は本命から外してしまったのですが、事前に公開していたYouTubeの予想動画内では、「過去のデータを超えてくるとしたら、この2頭かな」と予想していました。

 それがわかっていて、なぜ本命にしなかったのか......。今思うと、大失敗!

 それでも、そこに至る過程では当たっていたところもあったり、外れたところもあったり、そういったすべてを含めて「競馬って、面白いな!」と、改めて思えたレースでした。

 スプリンターズSのあとの毎日王冠でも、ラップタイムやそれぞれの馬の過去の走りから展開を予想。開幕週の良馬場でも意外とペースが落ちつくのではないかと考えました。最後は中団からの瞬発力勝負になりそうと思い、道中緩まないラップでも大丈夫で、位置取りが後ろすぎず、瞬発力を発揮できそうな馬、ソングラインを本命に。

 結果は惜しくもハナ差で2着でしたが、予想どおり、開幕週にしてはスローなペースで、瞬発力勝負に! その点では予想がぴったり当たったので、うれしかったです。今後も展開予想には力を入れ、頑張ってみようと思っています。

 続く秋のGI第2弾は、秋華賞です。

 やはり注目は、牝馬二冠を遂げているリバティアイランド。ひと夏越して、鞍上の思いのとおりに走れる大人のレディになっているのか。それとも、まだまだわがまま娘のままなのか。手綱をとる川田将雅騎手から彼女の性格にまつわる話を直接伺えたこともあり、私にとってはとても気になる一頭です。

 もちろん、リバティアイランド以外にも、ハーパー、マスクトディーヴァなど、楽しみな馬がたくさんいます。春のGI当時は、まだ競馬番組を担当し始めた直後だったので、"初めまして"の馬ばかりでしたが、逆に今はレースを見ていると、知っている馬だらけなのがうれしいです。

『みんなのKEIBA』のMCになって、およそ半年。秋のGIシリーズは、春とは違ったワクワクが味わえそうです。

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竹俣 紅(たけまた・べに)
1998年6月27日生まれ。東京都出身。2021年フジテレビ入社。
趣味:おいしいおそば屋さん巡り ウォーキング ガチャピン
モットー:元気に、地道に、前向きに

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