レシステンシアの半弟、ジャスティンボルト。その乗り味のよさにスタッフらが称賛の嵐 (2ページ目)
レシステンシアの他にも、2018年生まれのグラティアスがGIII京成杯(中山・芝2000m)を制覇。重賞馬となって、現在もオープンクラスで奮闘している。
そんな兄姉の活躍もあって、セレクトセールで1億9000万円(税別)という高値で取引されたジャスティンボルト。現在はデビューに向けて調整を進めているが、厩舎スタッフからは前向きなコメントが聞かれるという。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。
「ジャスティンボルトについてスタッフの評価は高く、乗った人たちが口々に『乗り味がよく、フットワークもすばらしい』と好感触をつかんでいるそうです。本格的な追い切りはまだ2本しか消化していませんが、『併せた相手にしっかりと食らいついて、いい動きを見せている。素質がありそう』と、スタッフは笑みをこぼしていました」
馬体のサイズはかなり大きいようだが、それも決してマイナスの要素にはなっていないという。トラックマンが続ける。
「馬体重は540kgほどありますが、スタッフは『順調に絞れており、いい形になってきた』と話していました。体が分厚いというより、体全体のフレームや骨格が大きいようです。大型な分、器用さは欠けるかもしれませんが、『広々としたコースで、距離も長いほうがいい』という見立てで、陣営としては大舞台での飛躍を見込んでいるようでした」
デビュー戦の予定は、12月4日の2歳新馬(中京・芝2000m)。鞍上は、世界的名手のライアン・ムーア騎手が務めるという。
周囲がその活躍に期待を膨らませているジャスティンボルト。初陣でどんな走りを見せるのか、必見である。
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