【Jリーグ】特別シーズンをプラスに進めているのはどのクラブ? 福田正博が指摘する「有意義なチーム・心配なチーム」 (2ページ目)
【鹿島の独走は続きそう】
一方、EASTは、鹿島アントラーズが独走している。開幕節こそFC東京にPK戦で敗れたものの、その後は連勝を重ねた。内容が圧倒的というわけではなく、むしろ苦しい試合も多い。しかし、苦しい時にセットプレーから点を取って、最後に勝ちきる。長い迷走から鬼木達監督のもとで復活したのが昨季なら、今年は鹿島らしい「強いチームの勝ち方」を取り戻しつつある印象だ。
鹿島は9試合を終えて勝点23。4月4日の水戸ホーリーホック戦にPK戦で敗れたことで、2位のFC東京(10試合消化)との勝点差は3、3位のFC町田ゼルビア(10試合消化)との勝点差は4に縮まった。優勝の行方はまだわからない。
ただし、鹿島は残り9試合を5勝4敗でも勝点38に到達するのに対し、追うFC東京は残り8試合を6勝2敗でいってようやく勝点38。前半戦9試合のうちPK戦で敗れた2試合以外は7勝している鹿島が、後半戦に4敗するような状況は想定しづらく、逆転優勝はかなり難しい状況と言えそうだ。
1位が厳しい状況のFC東京だが、未来への期待値は高いサッカーをしている。前線からプレッシャーをかけ、速いサッカーでチャンスを数多くつくっている。攻撃の勢いではEASTでナンバーワンと言っていい。難点はそのチャンスを決めきれずに勝点を落としているところだ。ただ、課題は明確なだけに、補強に成功したら新シーズンは面白い存在になるはずだ。
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