前田大然vsレアンドロ・ダミアン。J1の熾烈な得点王争いは、最終節の直接対決までもつれ込む!? (3ページ目)
大台に届かなければ、脱落。逆に、20点からさらに1点でも2点でも上積みできれば、"ゴールデンブーツ"を手にする可能性は相当高くなるはずである。
一昨季の得点王は、横浜FMのチームメイト、仲川輝人とマルコス・ジュニオールが15点で分け合った。
対照的に、昨季はオルンガ(当時柏レイソル)が28点を叩き出し、ぶっちぎりでタイトルを獲得した。2位は18点のエヴェラウド(鹿島)。その差、10点という独走だった。
一昨季がそうだったように、最近は10点台での得点王争いも珍しくなくなったが、このまま前田とダミアンが数字を伸ばせば、今季は(例年より4試合多い利点も生かして)久しぶりに20点を超える選手同士の争いとなるかもしれない。
複数の選手が20点台到達となると、得点王のジョー(当時名古屋グランパス)が24点、2位のパトリック(当時広島。現・ガンバ大阪)が20点を挙げた2018年シーズン以来、3年ぶりのことになる。
熾烈な得点王争いを堪能したい。
◆【図】2021シーズン J1月間ベストイレブン フォーメーション一覧
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