【サッカー日本代表】駒野友一「このタイミングで変えるのか」 不安もよぎった2010年ワールドカップ直前のメンバー変更 (5ページ目)
【3人目のキッカーを任された】
堅守のチーム同士の戦いは、予想どおり互いに一瞬の隙も与えない緊迫した展開となった。90分をスコアレスで終えると、延長戦でもゴールは生まれず、0-0のまま運命のPK戦に突入した。
後攻の日本は遠藤と長谷部が成功し、3人目のキッカーを任されたのが駒野だった。しかし、渾身の右足キックは無情にもバーを叩いてしまう。一方のパラグアイは5人全員が成功。日本はベスト8を前に涙を呑んだ。
悲劇の主人公となった駒野は敗退が決まると、ピッチに崩れ落ちて涙を流し続けた。
(文中敬称略/つづく)
◆駒野友一・後編>>先輩・森保一監督から聞いたワールドカップ攻略法
【profile】
駒野友一(こまの・ゆういち)
1981年7月25日生まれ、和歌山県海南市出身。中学3年時に広島に転校し、サンフレッチェ広島ユースから2000年にトップチームへ昇格。プロ2年目からサイドバックで活躍したのち、2008年にジュビロ磐田へ移籍。その後、FC東京→アビスパ福岡→FC今治でプレーし、2022年に現役を引退する。現在は広島のジュニアチームのコーチを務める。2004年アテネ五輪、2006年&2010年ワールドカップ出場。日本代表・通算78試合1得点。ポジション=DF。身長173cm。
著者プロフィール
原山裕平 (はらやま・ゆうへい)
スポーツライター。1976年生まれ、静岡県出身。2002年から『週刊サッカーダイジェスト』編集部に所属し、セレッソ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、日本代表などを担当。2015年よりフリーランスに転身。
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