サッカー日本代表が「カウンターを食らいやすい」理由 インドネシアに大勝も問題を露呈 (4ページ目)
この強度の強いプレッシングの時代において、難易度が高い真ん中攻撃の危うさに気づかぬ日本ベンチ。時計の針を20年戻したかのような、初歩的な過ちだと言っていい。ピッチ上にそうした症状が出現しても、特に気にする様子も、反省の弁もない。サッカー偏差値が低いと言われても仕方がないだろう。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。
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