【プロ野球】高木豊が飛躍に期待するセ・リーグの若手は? 広島はプロ2年目の新4番も含めて「面白い」
開幕早々から若手の活躍が目立つ今年のプロ野球。セ・リーグも今後が楽しみな選手が多いが、果たして誰がブレイクするのか、現在は野球解説者やYouTubeでも活動する高木豊氏に、注目している若手選手について語ってもらった。
開幕から広島の4番に座る佐々木泰 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る
【巨人、阪神の注目ルーキーの評価は?】
――今シーズンの飛躍に期待している若手選手はいますか?
高木豊(以下:高木) まずピッチャーから挙げると、巨人のルーキーの山城京平(3位/亜細亜大)です。細身ですが、パワー系のピッチャーだと見ています。キャンプで見た時には「この体で本当に投げられるの?」と心配してしまったのですが、いざピッチングを見たら球は速いし、キレも感じました。それと、スクリューのような抜くボールを持っているので、ピッチングのいいアクセントになりそうですね。
3月30日の阪神戦で3回途中5失点と苦しみ、登録抹消となりましたが、また這い上がってきてほしいです。
――巨人は山﨑伊織投手が開幕前に離脱するなど先発の台所事情が厳しいため、ルーキーながら開幕戦で勝利を挙げた竹丸和幸投手(1位/鷺宮製作所)らとともに首脳陣から期待されているでしょうね。
高木 山城はキャンプからいいアピールを続けていました。最初のライブBPで投げた時も、バッターの打球が上がらずにゴロばかりだったんです。「バッターの手元でボールを細かく変化させているんだろうな」と思いながら見ていました。もちろん三振が取れることも重要ですが、打たせて取れるピッチャーは長いイニングを投げられますし、野手の守備機会も増えてリズムがよくなります。
巨人は柱として期待していた山﨑が抜け、本来は先発ピッチャー陣を牽引していかなければならない戸郷翔征が不振ですから、若手にとっては大チャンスです。チームとしては苦しいと思いますが、竹丸も山城もそのチャンスをつかんでほしいですね。
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著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。




















