【プロ野球】ヤクルト投手陣はリーグワースト防御率からの逆襲なるか 昨季新人王左腕は堂々の守護神宣言! (3ページ目)
「この2、3年は、何ていうんですかね。一軍にどう残るか、どう投げられるかばかりを考えてしまっていました。『この試合でいい投球をしないと、次はファームかな』みたいな。それがトータルで見た時に、いい結果が生まれなかったのかなと。フルで先発ローテーションを回りたいので、1年を通してチームに貢献するというマインドで臨んでいきたい。それができれば規定投球回も見えてくると思います。ただ数字にはこだわらず、週に1回、自分の名前を出してもらえるような成績を残していきたいです」
【再スタートを切った3人のリリーバー】
スワローズのブルペンは陣容が豊富で、誰もが高みを目指している。
清水昇は「この2年、チームも僕も低迷してしまって......」と静かに話した。2021年シーズンは72試合に登板し、50ホールドの日本新記録を樹立。チームの日本一に大きく貢献した。しかし昨年は35試合の登板で、防御率4.74と苦しんだ。
「チームも変わり始めていますし、僕自身も何かを変えないといけないなと。それこそ、ストレートの出力やコントロールを見直したり、それと同時に新しいフォームを模索したりしています。セットアッパーのポジションを、もう一度奪いにいきたいですよね。あの緊張感やワクワク感は、ほかに代えがたい。池山監督のもとで、新しい清水昇としてやっていきたい。それができれば、チームも僕もいい方向に進んでいくのかなと思っています」
木澤尚文は「傾斜のあるマウンドでの投球動作を増やすことは、今年変えたことのひとつです」と話した。タフネス右腕は、昨年不振もあり、入団2年目から続いていた50試合以上の登板が3年で途切れてしまった。
「やっぱりピッチャーは、傾斜のなかでいかにパフォーマンスを出せるかだと思うので。アメリカでの自主トレでも、ウエイトの休憩の合間にスロープを使ってシャドーをしたりしていました。どの動作の時に、鍛えている部位が動いているのか。それを感じることで、自分のなかの意識づけも変わってくると思います。この取り組みがどれだけ生きるかはまだわかりませんが、もしうまくいかなければ、また新しいことをどんどん試していきます」
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