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【プロ野球】高木豊がセ・リーグ6球団のルーキー野手を分析 驚愕デビューの阪神・立石正広など高く評価した選手は?

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

高木豊のルーキー野手分析 セ・リーグ編

 開幕からルーキーの活躍が目立つ今年のプロ野球。そのなかでセ・リーグ各球団で注目する野手について、現在は野球解説者やYouTubeでも活動する高木豊氏に分析してもらった。

※選手の成績は、取材時の5月25日時点

【阪神の立石のバッティングは気になる点も】

――阪神の立石正広選手(ドラフト1位)はケガで出遅れていましたが、一軍昇格以降はプロ初出場から5試合連続安打と、期待通りのバッティングを披露。出場試合数は少ないですが、打率.409、1本塁打、5打点、OPS 1.000と出色の活躍を見せています。

高木豊(以下:高木) いきなりケガとの戦いがありましたからね。自分も周囲も少しテンションが落ちてしまった部分があったと思いますが、打席でのどっしり感というか、雰囲気がありますよね。非常に落ち着いていますし、いろいろな経験をしてきたんだなと感じます。

5月24日の巨人戦でプロ第1号を放った阪神の立石 photo by Sankei Visual5月24日の巨人戦でプロ第1号を放った阪神の立石 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る

――バッティングの印象はいかがですか?

高木 バットのヘッドが落ちすぎる傾向があります。縦振りを意識しているんだと思いますが、「あのスイングで長打が出るのかな?」と感じています。一時期は森下翔太も、極端ではないにしろ縦振りの傾向がありましたが、あまり結果が出ませんでした。

それでも結果を残せれば直す必要はないのでしょうが、僕はどうしてもヘッドの位置が気になりますし、直したほうがいいと思ってしまうんです。ただ、期待されていた第1号が早い時期に出ましたし、ひとまずは今のままでいいかもしれませんけどね。

――同じく阪神の岡城快生選手(同3位)はどう見ていますか? 一軍では11試合に出場して打率.208、0本塁打、1打点、OPS.532の成績です。

高木 実戦向きですね。立石のような打席でのどっしり感はないですが、試合になればハマるというか、置かれた立場で最低限の仕事をしていくようなタイプに見えます。あと、阪神はスタメンで出る選手に左打ちが多いので、右打ちの立石や岡城が活躍すれば"右不足"が解消して、左右のバランスがよくなりますよね。ふたりの活躍がチームにもたらすメリットは大きいと思います。

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著者プロフィール

  • 浜田哲男

    浜田哲男 (はまだ・てつお)

    千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。

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