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【プロ野球】ヤクルト投手陣はリーグワースト防御率からの逆襲なるか 昨季新人王左腕は堂々の守護神宣言! (2ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

 下川は、球場に一番に来て、最後までいる日も多かった。

「練習量はそんなに変わっていません。それは自分のペースが遅いだけなので。食べるのも遅いですし、何をするにも時間がかかるんです(笑)。青柳さんに教わっていることも、まだ自分の中で確立できていないので、シーズンを通して続けていくつもりです。今年はローテーション入りを目指して、去年以上に投げ、チームの勝利に貢献したいです」

【ベテラン右腕は目標をあえて高く設定】

 松本健吾は、ルーキーイヤーの2024年に初先発で初完封勝利を挙げた。さらに、2ケタ奪三振、無四球での達成はNPB史上初の快挙だった。昨年はロングリリーフなどで23試合に登板し、防御率1.87を記録した。

「立場としては、まだまだ下からはい上がっていかなければいけないと思っています。ただ、そのなかでも自分が投手陣を引っ張っていく、そういう気持ちでやっていきたい。去年は試合で投げさせてもらいましたし、3年目にもなります。チームの中心にいるようなピッチャーになりたいと思っています」

 2月27日には、侍ジャパンのサポート選手として中日戦に登板。1回を2奪三振、無失点と見事なピッチングを見せた。

 サイドスローの小澤怜史は、このオフにオーバースローに取り組んだが、キャンプでは腕の位置を元に戻した。ポジションも中継ぎから先発へと変わった。

「去年は成績がよくなかった。それでキャッチボールで上から投げてみたら感覚もよかったので、何か変えてみようかなと試してみましたが、とりあえずはいいかなと。今は球種を変えるというか、中継ぎになってから投げなくなった球の感覚を思い出す作業をしています。武器は真っすぐなので、それを生かすためにカットボールやツーシームで横を広く使い、カーブやチェンジアップといった遅い球で緩急をつけて、長いイニングを投げたいですね」

 高梨裕稔は「これまでは目標が小さいと感じていたので、今年は高く設定するように変えました」と話した。

 タフなベテラン右腕は、昨年オフにFA権を行使せずにヤクルトと2年契約を結んだ。

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