日本ハムに必要なのは即戦力。日体大・矢澤宏太のあとにドラフトすべき選手は「勝てる投手」と「打てる野手」だ (3ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 いつの間にか5年目となった清宮幸太郎は、今季ようやく18本塁打といえども、2割をわずかに上回っただけの打率では、「4番打者」として心許ない。上位で「勝てる投手」を指名するなら、3位、もしくは4位以下で「打てる野手」もほしい。

 萩尾匡也(慶應義塾大/外野手/180センチ・84キロ/右投右打)が残っていればありがたいし、藤井健平(NTT西日本/外野手/176センチ・76キロ/左投左打)はパワフルでスピード感に溢れた好選手である。

 新球場を迎え、新庄監督2年目のシーズンとなる来季。パ・リーグの台風の目となることができるのか。そういう意味で、今年のドラフトは極めて重要になる。

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