日米2000本の青木宣親をめぐる、偉大な恩師との「背番号秘話」 (5ページ目)

  • 長谷川晶一●文 text by Hasegawa Shoichi
  • photo by Getty Images

 それはまさに、若松勉から始まり、青木宣親を経て、山田哲人へと続く、ヤクルトならではの「歴史」を感じさせる名場面だった。

 現在、ヤクルトの背番号《1》の系譜に連なる山田哲人が日本で奮闘を続けている。一方、アメリカでは彼の大先輩が節目の記録を達成した。山田哲人と青木宣親による日米で活躍するヤクルトの背番号《1》の系譜。ファンとしては、実にたまらないぜいたくな現実なのだ。

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