甲子園で登板した歴代ナンバーワン長身投手 大谷翔平、ダルビッシュ有、藤浪晋太郎をおさえた1位は? (2ページ目)
■歴代甲子園登板長身投手ランキング
1 藤田琉生(東海大相模)/198センチ/2024年夏
2 藤浪晋太郎(大阪桐蔭)/197センチ/2012年春夏
阿部剣友(札幌大谷)/197センチ/2019年春
4 アドゥワ誠(松山聖陵)/196センチ/2016年夏
5 小石明寛(専大北上)/195センチ/2000年夏
ダルビッシュ有(東北)/195センチ/2003年春夏、2004年春夏
十川奨己(立命館宇治)/195センチ/2023年夏
8 山田基樹(日川)/194センチ/2013年夏
9 宮城弘明(横浜商)/193センチ/1979年夏
安倍宏嗣(帝京)/193センチ/1998年夏
小林基嗣(岡山城東)/193センチ/1998年夏
近平省悟(宇和島東)/193センチ/1998年夏
松本竜也(英明)/193センチ/2011年夏
大谷翔平(花巻東)/193センチ/2011年夏、2012年春
根岸崇裕(前橋育英)/193センチ/2017年夏
赤塚健利(中京学院大中京)/193センチ/2019年夏
達孝太(天理)/193センチ/2021年春
※身長は甲子園出場時のもの
196センチのアドゥワ誠(広島)、195センチのダルビッシュ有(パドレス)、193センチの大谷翔平(ドジャース)などが上位にランクイン。190センチ超えの先駆けとなった仲根や永川、山沖ら歴代の高身長投手たちは、ベストテンにも入らなくなっている。
なお、このランキングは、春夏の甲子園で実際に登板した投手だけをリストアップしたもの。じつは、今夏出場校の登録メンバーとしては、東海大相模の藤田のほかに、197センチの智辯和歌山・中西琉輝矢、196センチの早稲田実・浅木遥斗と歴代トップクラスの2投手がいたものの、いずれも登板せずにチームは敗退。
ランクインの条件を満たさなかったのが惜しまれる。しかし、このうち早稲田実・浅木は2年生で、来年、甲子園登板を果たすかどうか楽しみだ。
著者プロフィール
戸田道男 (とだ・みちお)
1961年岩手県一関市生まれ。明治大学卒業後、東京スポーツ新聞社で4年間野球担当記者を務めたのち、ベースボール・マガジン社入社。週刊ベースボール、ベースボール・クリニックほか野球関係の雑誌、ムックの編集に携わる。2011年に同社を退職し、同年から2021年まで廣済堂出版発行の「ホームラン」編集を担当。現在はフリーランスの立場で野球関連の編集者&ライターとして活動中。
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