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山本昌が大絶賛した変則左腕から防御率0点台の148キロ右腕まで...夏の甲子園でブレイクを予感させる注目の投手10人 (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports,Kyodo News

今春センバツで安定感ある投球を披露して日本一に貢献した大阪桐蔭・川原嗣貴今春センバツで安定感ある投球を披露して日本一に貢献した大阪桐蔭・川原嗣貴この記事に関連する写真を見る川原嗣貴(大阪桐蔭/188センチ・85キロ/右投左打)

名門の背番号1の重みを知る右腕。昨秋までは投げてみないとわからない不安定さを覗かせたが、今春のセンバツで18イニングを投げ防御率1.42と安定した投球で優勝に貢献。6月の日本体育大との練習試合では、1〜2年生チーム相手ながら完封勝利を挙げている。ゆったりとした投球モーションから最速148キロのストレートと、カットボールなどの変化球を武器にする。総合力が高い前田悠伍、今夏150キロを計測した別所孝亮の投手陣に死角は見当たらない。大会5日目に旭川大高との初戦を迎える。

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