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山本昌が大絶賛した変則左腕から防御率0点台の148キロ右腕まで...夏の甲子園でブレイクを予感させる注目の投手10人 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports,Kyodo News

昨年夏の甲子園でも好投した京都国際・森下瑠大昨年夏の甲子園でも好投した京都国際・森下瑠大この記事に関連する写真を見る森下瑠大(京都国際/180センチ・75キロ/左投左打)

間に合ったサウスポー。現時点での最高球速は143キロながら、重力に逆らうように伸びる体感のストレートを投げられる。類まれな洞察力で危険を察知し、飄々と切り抜ける姿はまさに「勝てる投手」。優勝候補に挙げられた今春センバツは新型コロナのクラスターが発生して開幕前日に出場辞退する悲劇。コロナ復帰後も左ヒジ痛に悩まされたが、必死のリハビリの末に回復。今夏の京都大会はわずか9イニングの登板も、甲子園で本領発揮できれば攻略困難だろう。初戦は大会1日目に一関学院と対戦する。

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