ドラフト候補不在も「魂の野球」で快進撃。和歌山東が創部初の甲子園に大前進 (3ページ目)
京都国際との大一番では、選手たちは米原監督に「150パーセントの魂の野球をやります」と宣言したという。試合中、苦しい場面が訪れると米原監督は「おまえらの150パーセントはそんなもんか!」と鼓舞した。
米原監督に「魂の野球」の真意を聞くと、こんな答えが返ってきた。
「選手にはこう言っていました。『おまえらはこれまでの環境では力を出せていなかっただけや。おまえらの魂はそんなもんちゃう』と。使う選手、使う選手がみんな起用に応えてくれた。魂の野球ができたと思います」
10月30日に行なわれる近畿大会準決勝は、大阪2位から勝ち上がってきた金光大阪と対戦する。センバツ出場は有力とはいえ、試合内容が選考に大きくかかわるため気の抜けない戦いが続く。
劣等感をパワーに換え、大きく前進した和歌山東。その「魂の野球」はまだまだ止まらない。
◆集英社ムック
『Sportiva TOKYO 2020 オリンピック 総集編』好評発売中!
発売日:8月23日
定価:1760円(本体1600円)
【内容】
●Medal獲得数は58個!
日本人メダリストを紹介
●ニッポン野球の底力!
侍ジャパン、歓喜の金
●サッカー U-24日本代表
本気で金メダルを狙った男たち
「史上最強」ゆえの涙
●前代未聞のオリンピックが開幕するまで
険しすぎた道のり
以上のほか、必読の特集が満載。永久保存版の1冊‼
購入はこちらから
‣Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4081023336
‣セブンネット
https://7net.omni7.jp/detail/1107224540
フォトギャラリーを見る
3 / 3