あの北大医学部サウスポーが
「プロ挑戦は今年が最後」という背水の陣 (5ページ目)
こうした心掛けが功を奏し、現在は冬場に増量した体重が減ることもなく、順調に進んでいる。
「こういう取材、久しぶりなんですよ」と語ったように、賑やかだった昨年とは異なり、今年の周囲は落ち着いている。しかしながら、「楽しみでもある」と三木田は言う。
「去年は野球以外の部分で取り上げてもらってばかりでした。ある意味、今年は"フラット"に見てもらえると思っています。今年こそ結果を出して、野球の実力で評価されるように頑張りたい」
インテリ左腕ではなく、"独立リーガー・三木田龍元"として。目指す場所は一寸たりともぶれることはない。不退転の覚悟で臨むラストシーズンを、全力で駆け抜ける準備はできている。
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