2018.05.07

山﨑武司がセンバツ10人の強打者を評価。
特に「ベタ惚れ」なのは?

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

 NPB通算403本塁打を放ち、セ・パ両リーグで本塁打王を獲得した山﨑武司氏。そんな名スラッガーが、今春センバツ大会に出場した高校生強打者10名の打撃を徹底診断した。

 パワーだけでなく、飛距離を出すためのメカニズムを重視する山﨑氏の眼鏡にかなう強打者はいたのか? 約半年後のドラフト会議に向けて、好素材のスイングをチェックしていこう。

センバツで18打数9安打の好成績を残した大阪桐蔭・根尾昂根尾昂(あきら/大阪桐蔭/177cm・78kg/右投左打/投手・遊撃手・外野手)

彼の2年時から言っていることですが、上位指名は間違いありません。個人的には投手ではなく、野手としてやってほしいですね。ただ力があるだけでなく器用さもありますし、間違いなく野手に向いています。中学時代にアルペンスキーで日本一になったそうですが、体のバランスがいいから強くスイングできます。ただ、高い次元で見ると、上半身と下半身の連動という部分に今後の課題を感じます。腰の動き方に対して上半身が合わないときがありますからね。上と下の動きがうまくかみ合うようになれば、すぐにプロでも活躍できますよ。