2大会連続の五輪メダル。カーリング女子日本代表の鈴木夕湖が語る「ロコ・ソラーレと私」 (4ページ目)
――最後になりますが、2月7日から稚内で日本選手権が開幕します。チームとしての見どころを教えてください。
「今年から(石崎)琴美ちゃんが入ったので、そこはうれしいというか、ワクワクしています。いつも試合前に、(小野寺)亮二コーチと琴美ちゃんからひと言、チームの状態などについて客観的な意見をもらうんですけれど、それがいつも『なるほどな』という内容なので、(私たちは)すごく納得しつつ、助かっています。もし運よく、テレビ中継の音声がその声を拾っていたら、ぜひ聞いてみてください」
――鈴木選手ご自身の抱負も聞かせてください。
「今季は大会がなくて、ファンの方からも『ゲームを見たい』という声をいただいているので、テレビで見てくれた方が『ああ、やっぱりカーリングって面白いな』と思ってくれるような試合をしたいです。自分たちのベストなショットをして、相手チームもそれを上回るショットを返して......。特に最近の日本選手権はレベルが高いので、お互いがいい状態で、ベストな試合がたくさんできると思っています」
(おわり)
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鈴木夕湖(すずき・ゆうみ)
1991年12月2日北海道北見市生まれ。小学校2年生時にカーリングをはじめ、2010年のロコ・ソラーレ結成時からオリジナルメンバーとしてプレーする。145㎝という身長ながら、世界トップレベルのスイープ力を発揮。相棒の吉田夕梨花とともに「クレイジースイーパーズ」と呼ばれ、2016年世界選手権の銀メダル、2018年平昌五輪の銅メダル獲得などに大きく貢献した。最近、ハマっているものは漫画。好きな作品は『キングダム』『ゴールデンカムイ』『アカギ』。
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